きちっと足上げ
2005年 02月 18日
まずロッドエンドは以前に書いた京商製これ~ に換装済みですから、純正と少し寸法が違います。サスの下部に位置するロッドエンドは純正ロッドエンド+添付スペーサの長さと、京商製ロッドエンドが同じ長さです。
それに対して、サス上部は京商製ロッドエンドが純正より3ミリほど長い点から、両端併せて約6ミリ純正より長くなってます。
下に書いたアルミパイプの切り出し寸法は上記条件に基づいて調節しましたので、純正ロッドエンドだとサス上部用のアルミパイプはもう少し長めに切り出す必要が出ますね。
プロペラシャフトは ここ~ に書いたように、T-MAXX用シャフトに換えています。何らかの方法でプロペラシャフトは伸ばす必要が出ます。純正だとほとんど伸縮しないので、長さが足りません。
ダンパーのアームとギアボックスを結ぶロッドも長いのが必要となりますので、模型屋で探してみて、使えそうと思って買ったのがジャガノート2用のステアリングロッド。右上がTXT-1純正ロッドですが、寸法がそっくりのプラ製ロットエンド、ロッドとロッドエンドを結ぶ両ネジが入ってます。ロッドエンドとネジは12個入ってます。
ロッド本体は両端に3ミリのネジが切ってあります。パイプ自体は中空です。
さてロッド本体ですが、説明書で言うところのロッドC(長さ114ミリ)がほどよい長さでした。残念ながら2本しか同じ長さのものが入っていません。同じ部品を2セット買うのはもったいないですから、一工夫。
ジャガノート2用のステアリングロッドには、ロッドCよりさらに長いロッドD(長さ129ミリ)が2本入っています。これをパイプカッターで切って、ロッドCと同じ長さにします。これで、同じ長さのロッドが4本揃いました。
しかしロッドを途中で切断すると、切断部にはネジ山が切ってありません。そこで、タップを使って3ミリのネジを切ります。
アルミパイプ同士を結ぶには4ミリの両ネジ(頭のないネジ)が必要ですが、これって市販のネジの頭を落としてもきれいなネジができませんね。というわけでTXT-1の部品、ネジ袋Dを買います。16個の4×20mm両ネジが入っていますが、それだけを買うよりも袋ごと買う方がずっとお得ですからね。なくしてしまいそうなタイヤ止めのハブも入ってますし、アップライトを固定するシャフト付きネジも入ってます。
サス自体を伸ばすアルミパイプはTXT-1純正の8×111mm・97mmシャフトをパイプカッターで必要な長さに切断して使います。1セットあれば十分ですが、念のため2セット買いました。これなら相当な回数を失敗しても大丈夫ですし。こちらのパイプは4ミリネジが両端に切ってあって、中は中空です。
カットする大きさですが、97mmシャフトは24mmずつ4本に切ります。せっかく両端にネジが切ってありますから、有効に使えるように切ります。24ミリのシャフトはサス上部を伸ばすために使います。
サス下部を伸ばすためのシャフトは長さ40ミリにしました。40ミリを切り出すにはちょっと無駄が出てしまいますが、111ミリシャフトを40ミリずつカットします。同じく、切ってあるネジを有効に使えるように切り出します。4本切るためには111ミリシャフトを2本使わなくてはいけませんが、まぁ仕方がないですね。
カットした途中にはネジが切っていませんので、4mmねじをタップで切ります。
上のシャフトが+24ミリ、下のシャフトが+40ミリです。緩まないようにネジロック剤でロックしました。
ジャガノート2用ステアリングシャフト(金色)とうまく長さが合いました。適当にやった割にはうまくいきましたねー
キットにはショックの動く範囲を制限するゴムパイプがショックのシャフトについていますが、それははずしてショックの動く範囲は最大限にしています。
さてこの状態でのバランスですが、さすがに急発進するとよれよれっとなりますが、階段登りなどが主体で遊んでいますから大丈夫です。
ピニオンギアの歯数を減らしてもっと低速にしてトルク稼ぎをしたいのですが、13Tより少ない歯のものは容易に入手するのが難しそうです。