VSA-AX2AV
2007年 01月 07日
AVアンプのスピーカバランスをそろえられる聴覚なんて、とても持ってないです。買ったアンプには自動調節機能がついてるので、期待しましょう。
持ち帰ると、あー重い! 灯油一缶相当(汗)。箱から出して、まーデカい! 見た目の高級感はバッチシ。
あ、某ポッド入力の専用I/Fとケーブルがついてました。つなげばAVアンプのリモコンで某ポッドのコントロールができるとのこと。某ポッド持ってないぼくには、無関係・・・
ささーっと配線を済ませ、とりあえず音を鳴らすと・・・自動調節も全く行わない状態でも、すぐ分かりました。音の厚みや質感が、前のアンプと全く別次元! まぁ定価ベースで前に使っていたアンプの2倍するわけですから、比較するとAX630がカワイソウですが。しかしココまで様変わりするとは、うれしい誤算。
自動調節は数分で終わります。調節後に、年末にWOWOWでやってたスターウオーズEP1を再生。ぬお~映画館で見てるみたい。鼻血出そう(笑)。自動調節がうまくできているんでしょうね。
アンプの説明書によれば、各チャンネルの調節が済んだ状態は、カメラで言うところのピントが合っている状態のようなものなんだとか。音が良くなったと感じる原因の多くは、メカがうまいこと調節した自動調節にあるようですね。
TV音声やらいろいろ再生しましたが、とにかくどれ聞いても「お!」と感じさせる部分が多く、投資した甲斐があったってもんです。
ちなみにフロントスピーカは、前から持ってる M-10X これ~ へプリアウトして鳴らしてます。
CDやSACD再生も、ぐっと情報量が増した感があり超満足。ピュアダイレクトモードでAVアンプのDSPやらバイパスさせての再生ですが、同じようなモードはAX630にもついてました。
つまり前のAVアンプも今のも、CD/SACDの信号はAVアンプ内をスルーし、後付のM-10Xで増幅されてるだけの流れですが、AVアンプ内の信号劣化が減ったんでしょうかね。やっぱ10萬越えクラスとなると、違いがハッキリしますねぇ。
喜ばしい点
デジタル音声のフォーマットが変化しても、すぐ追随する。AX630は追随時間が2秒くらいかかりました。テレビ見てて突然音声フォーマットが変化しても、AX2AVは音がとぎれず再生しますが、AX630はアタマが少し欠けちゃいました。
残念な点
ヘッドフォンをつなぐと、AX630はプリアウト音声もカットしました。うちのように後付アンプを使う環境では、コレは楽でした。AX2AVはヘッドフォンつないでもプリアウトしっぱなし。つまりヘッドフォンつないでも音が出続けちゃうんですね。仕方ないので、後付アンプの電源をオフにしてます。