明石海峡大橋ブリッジワールド 手軽(?)に体験できる非現実♪
2005年 07月 31日
集合場所は、橋の科学館です。そこから橋を撮影した様子。赤い矢印のように、エレベーターで登って歩いてから、再度エレベーターに乗ってみれば、そこは非現実的な世界(笑)
到着してから集合時間まで時間が余ったので、橋の科学館を見学。あ、ブリッジワールドに参加すると、橋の科学館(大人200円)も入らせてくれました。しかし、ゆっくり見物したいなら、事前に200円支払って見る方がオススメです。
これは主塔の塗装マシーンだそうです。どうやって貼りつくんだろうと解説を読むと、車輪が永久磁石なんだそうで。納得。
明石大橋といえば電飾が有名ですが、阪神タイガースが優勝したときは、こんな電飾をやっちゃったとか(笑)
電飾に使う電球(?)はLED式で赤・緑・青の3発で一組、土台の長さは、一組1メートルくらいですね。RGBの色合いを変化させて遊ぶためのものも、展示されてました。
隣のおみやげ店で、実際に橋をつるためのワイヤーを売ってました。記念品ということもあり、一つ買っておきました(200円)。
その後、集合時間となりレクチャー開始です。装備品はヘルメットと、ミッション指令用のイヤホンに、参加者を区別するためのメッシュ生地ベスト。
手荷物を入れるためのリュックや、カメラや電話を落とさないようにするためのネックストラップ、飛び入り参加者のためのスニーカーなんかも貸してもらえます。歩く靴を間違えると「生ツメはがれます」(レクチャー時の、原文そのまま(笑))。ぼくたちは事前にしっかり準備してましたから、問題なし♪
説明を聞いてから、落ちても文句言いませんの誓約書を提出し、その後は橋の科学館で座学。この写真は、実際の風洞実験に使った模型だそうですよ。
アンカレッジ(陸側で橋を引っ張る土台)に入る前に、下から写した写真。ここを渡るのね(笑)
アンカレッジ内のエレベーターで上階へ。
そして、いよいよ橋の管理道路へ突入。写真は、突入寸前。下は、海(笑)
早速、下を見て1枚。「スケスケです」(これも、レクチャー時の原文そのまま)
こんな風に、しばらく登り坂です。下の網は4トン車走行OKの、丈夫なモノです。しかしそのためか、遊びが少ないのでかなりゴツゴツしてます。この写真のようにあんまり端へ行くと、注意を受けます(笑)
みんなでぞろぞろ・・・参加者は、下は中学生のオンナノコ(規則により、保護者同伴)から、上は初老の夫婦まで様々。
ちょっと進んだ当たりです。距離と高さが書いてあるので、リアル感が増します(笑)。歩いている間は、ミッション指令用のイヤホンから聞こえてくるのは、実は観光案内と橋の解説、(解説員の)身内を犠牲にしたギャグ(笑)です。退屈しませんよ。
後ろを振り返って1枚。どこで写真を撮っても、通常ではあり得ない絵しか撮れないんです。
違う角度からの1枚。
という感じで歩いていると、意外に早く主塔へ到着。エレベーターは10名乗りで、行動人数は合計30人(3班に分割)。ぼくたちは2班だったので、主塔の真下でしばしの待ち。
待つ間、おもしろい写真を撮るためいろいろがんばりました。やっぱ、これでしょう。カメラを地べたに置いて切るシャッター。巨大建造物の無機質な様子がよく表現できてると感じてますが、いかがでしょう?
主塔と土台です。土台へ固定するボルト(ほんと、特殊な部品ではなくて、(素材は違うでしょうが)そこらのDIY店で売っているのと似ている、巨大なボルトなんです!)は、締め付けトルク520トン(!)で締めるそうです。
エレベーター入り口。エレベーターは、主塔が垂直に伸びていないため、途中で停止して位置をずらして、再度上昇します。主塔は30個(だったかな?)に分割して組み立て、輸送して、現地で組み上げだそうですが、ブロック間のスキマはラップ1枚も許さぬ精度。すごひ。
そしてエレベーターが最上階(98階!!)に到着し、
係員のボタン操作でハッチを開くと・・・
到着です(笑)
上から眺めた風景を、いろいろ載せますね。3枚目は、カメラだけを真下に向けて撮影したショット。だいぶ怖くなりましたな(爆)
てっぺんにはアンテナが設置されてました。
そして、恐怖の飛び込み台(汗)。保守用の階段でしょうけど、これはコワい・・・
入塔者一覧には、ちゃんとブリッジワールドと書いてありました。
水道管です。水道や電話などのライフラインも一緒に通しているとのこと。
帰りは、行きと少しコースが変更されて、人間が歩く用に作ってある場所を歩きます。こちらは多少クッションが効いているので歩きやすいです。
歩き用の場所は、更に橋のはしっこを歩けますから、こんなショットも撮れますよ。
恐怖第2弾。階段の先は、まじめに海です(汗)。これは保守用のゴンドラへ乗るための場所と思われます。
そして、「橋のプロムナード」に入るための非常口へ入って、非現実体験ツアーは終わり。この後は、橋を歩いた認定書(集合写真つき)をもらって解散です。
オマケ:橋のプロムナードで売っていた、たこカレー
このツアーは、本当に行ってよかったです。たった2100円で、これだけ非現実を味わえるんですからね。
ちなみに、未だに不明なところが一つ。なんでこのツアーを知ったかというきっかけがわからんのですよ。明石海峡大橋のWebを、何か別の目的で見たということもないですからねぇ。
予約はあっという間に埋まるようですから、3ヶ月前にぱぱーっと予約しちゃいましょう(笑)